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「『伝記ブッダ』 と『伝記マンガ ブッダ 悟り編』同時刊行のご案内」
大阪出版企画の藤田です。
先週の日曜日に大阪の国際見本市でフィッシングショーを見に行ってきました。年々女性連れと家族連れが増えている気がします。カップルはバス派、家族連れは海釣り派でしょう。
驚いたのは、5年くらい前には勢いのあったフライの展示が姿を消したこと。ここでもバスに食われたのかぁ〜という感じでした。
さて、今回の新刊案内は、お釈迦様の本です。
葬式があると日本は仏教の国だなぁと改めて思いますが、普段はあまり縁がないですね。でも、日常で使われている用語の中に仏教から来ているものも多いですよね。
この仏教を開いたお釈迦様ですが、この人がどのように生きたかを知っている人は意外と少ないです。私も手塚治虫さんの『ブッダ』くらいしか読んでいませんでした。ただ、この手塚治虫さんのブッダはご本人が語っておられるように、当初伝記を目指したが挫折し、創作になってしまったようです。
当社が2月中旬に発刊する『伝記ブッダ』は、弁護士歴50年を超えられたベテラン弁護士が書かれた本です。どの宗派にも属さない立場で難解な仏教用語に拘泥せず、できるだけ平易に伝え広めたいという観点から作られたのが本書です。「仏教は非合理・古くさい」という誤解を解きたいとも語っておられます。
「人はなぜ、生まれ、老い、病み、そして死ぬのか」。いわゆる生老病死から逃れる答えを求め続けた釈迦は、悟りを開き、生きるための救いを人々に教えていきます。弟子達とのさまざまなエピソードの中に、「すべてのものは変化する」「日々努力しなければならない」という二つの真理が読みとれます。
誕生から入滅までを描いたこの『伝記ブッダ』は、釈迦の生き方がよくわかる内容になっています。子どもでも読めるよう総ルビにしていますし、また、この原作をもとに『伝記マンガブッダ』もつくりました。『伝記マンガブッダ』は釈迦が悟りを開くまでで、後半は6月に発行予定です。
●『伝記ブッダ』吉田恒著
定価:1,500円+税 344頁 四六判・並製
●『伝記マンガ ブッダ 悟り編』原案・監修/吉田恒 マンガ/巌城 要
シナリオ/よしみ かずひこ
定価:800円+税 208頁 四六判・並製