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FAXマガジン

 
第9号

『経営コンサルタントにならないか』の販売
最適な販促活動でバックアップ

やりました!荒川静香選手金メダル!! 満を持して登場した女子フィギュアスケートの3選手が、日本中を明るく元気にしてくれました。とくに荒川選手の滑りには、みなさんも涙されたのではないでしょうか。

小学3年で3回転ジャンプを成功させ、天才と呼ばれた荒川選手ですが、やはりこれまでの道のりは平坦ではなかったようです。そんな“絵になる”彼女ですが、意外にも現時点では本が1冊も出ていません。彼女なら、たくさんの企画が生まれそうですね。過去のエピソードを振り返る本、メンタルトレーニングの本等々。ビジネスと絡めるなら、モロゾフコーチのマネジメント法なんていいかもしれませんね。

さて今回は、昨年12月に発売した『経営コンサルタントにならないか』 という本について、ご紹介します。

この本は、京都に本社を置く総合経営コンサルティング・ファーム「日本エル・シー・エー(LCA)」の小林敬嗣会長兼CEOが、主に就職活動中の学生のために書き下ろした本です。

昨今のコンサルタント人気の背景を分析し、「職業としてのコンサルタント」よりも、自立、能力主義といった「コンサルタント的働き方」に焦点を当て、その働き方や職業観、求められる資質などをわかりやすく解説しています。

小林会長には、「コンサルタント的働き方」のひとつのゴールとして、経営のプロ=「企業家」という存在を示し提案していきたい、という思いがあり、本書の大きなテーマとなりました。このことは、現役の学生にとどまらず、現在何らかの仕事を持ち、コンサルタントへの転職を考えている方にも共感をいただいているようで、企画サイドとしても、たいへん喜ばしいことです。

さて、この本でもっとも苦心したことは販売、なかでも大学生協への営業でした。本書のコアターゲットは就活中の大学生です。つまり、日本LCAにとってはリクルーティングの役割も担った本で、当然、大学キャンパス内の書店や大学生協は重要な販路となります。

書店以外の販路として、図書館、市民生協のルートは以前からありましたが、就活向けの本を配本するため、大学生協のルートを本格的に活用するのは今回が初めて。日本LCAとの販売戦略会議で、この本を首都圏および関西の有名国公立・私立大学の生協に平積み(書店の棚に平面的に積むこと)することになり、弊社では通常よりも多くの人員を投入し、直接営業に回りました。

また、広告展開も一般紙ではなく、各大学が出している学生新聞にしようと、広告費用やその影響力をリサーチ。ところが、1大学1新聞となると料金が高くなるうえ、効果もあまり期待できないことが判明しました。そこで、全国大学生協連合会が発行している季刊誌『読書のいずみ』に注目し、表2(表紙の裏側)に全面広告を出すことになったのです。

『読書のいずみ』の発行部数は約8万部。全国200大学の大学生、院生、教職員約120万人の読者がおり、本に関する情報を独自の視点で紹介しています。また、各店のレジ横など目に付くところに置き、学生にも気軽に手に取ってもらえることが掲載の決め手となりました。