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FAXマガジン

 
第10号

本作りのコンサルタント

近頃は小説が実写化する傾向が強く、ドラマでは「白夜行」、映画では「県庁の星」が話題を呼んでいるようです。

5月には「陽気なギャングが地球を回す」が映画公開し、ついにはあのベストセラー、リリー・フランキー著の「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン」のドラマ化が決定しました。

今月2日に急逝した久世光彦氏が演出を手がける予定でしたが、果たして彼の意思はどのように受け継がれていくのか? 内容ももちろんですが気になるところです。

演出家としても作家としても、優れた才能を持っていた久世氏。今後は彼の残したエピソードや演出論をまとめた書籍が出版されるかもしれませんね。

著者の方にお話を伺う機会が多いのですが、何冊も書籍を出している方々でも、文章を書くという作業はやはり大変なようです。現在、私もこの原稿を書きながら「ああ、なるほど」と実感している次第です。

ライターや小説家などの執筆のプロならまだしも、経営コンサルタントや弁護士、税理士といった士(さむらい)職業と呼ばれる方々は、やはり本業が第一なので、なかなか執筆に時間を割くことができず、満足のいく文章が書けないことがあるようです。そういったことから、別途ライターを手配してリライトすることもしばしばあります。

弊社の展開するサービス「テーマネット」には約1100人のライターが登録しており、政治、経済、法律、さらには健康、スポーツ、音楽、歴史など、多岐にわたるジャンルに精通したライターを手配することが可能となっています。また、リライトだけでなく、企画立案、取材・インタビューによる原稿制作代行までお手伝いすることができます。企画はあるが原稿の書けない方、本業が忙しくて原稿に取りかかれない方は、一度弊社ホームページ内にある「テーマネット」のアイコンをクリックしてみてください。

現在、制作している書籍も、ライターによるリライトを行っています。しかし、ライターに任せきりではまったく別物の原稿になってしまう恐れがあります。著者の意向をそのままに、また読者を引き込む原稿を作るために、著者とライターそして編集者が一堂に会し、綿密な打ち合わせをして原稿の制作に当たります。「この章ではこういうことが伝えたい」「この言い回しはこっちの方がいいのでは?」など、さまざまな意見を交わして、著者も読者も満足のいく原稿を作り上げていきます。

ライターによるリライトがない場合も同様です。どのように構成するか? どのように書き進めていくか? を話し合い制作を進めていきます。

進行していくなかでは、「ここはこういうことじゃないんだ」「でも、ここはこの方が読者にも伝わりやすいと思います」というような衝突もしばしば起こります。しかし、これは書籍の制作に一切の妥協をしたくないからこそ起こりうるものなのです。

お互いの出版にかける想いは同じです。『良い書籍を作りたい!』。著者の熱意に応えるため、我々は全力でサポートしていきます。

我々は会社経営のコンサルタントはできませんが、書籍制作におけるコンサルタントはできると自負しております。

本作りの感動、一度は味わってみませんか?

※現在テーマネットは取り扱っておりません