NEWS-e:2007年7月27日号
「ロボットおやじの赤澤洋平さんがNHKビジネス未来人に登場!!」
出版企画の藤田です。
6月に念願の鮎釣りをやりました。といってもお金がないので7メートルの
渓流竿で。囮を操作しているだけでも面白いのだから病みつきになるのは当たり前かと納得。しかし初心者の悲しさ、大群が見えているのに、釣果は3匹。食卓に並ぶ囮の2匹がありがたく思えたのでした。
さて、今回はロボットの話。大阪はロボット先進都市なのはご存知ですか?
なんといってもロボカップ世界大会ヒューマノイドリーグで4連覇したTeam Osakaの存在が、大阪のロボット技術の高さを世界的にアピールしています。
ロボカップとは、大阪大学大学院の浅田稔教授が、2050年にはロボットと人間がサッカーをしてロボットが勝つことを目標にしたロボットの世界大会です。阪大はロボット分野でも最先端を走っていて、人間とそっくりなロボットづくりをめざしている石黒浩教授もおられます。石黒浩教授は、Team Osakaのメンバーでもあり技術面でのバックアップもしている工学博士。
Team Osakaのメンバーは、石黒氏の他にロボットベンチャーの雄ヴィストンの大和信夫社長(現監督)、ロボットクリエイターの高橋智隆氏(7月21日NHKの「トップランナー」にも出演)、そして、システクアカザワの赤澤洋平社長。
実は、Team Osakaは、大阪市が「RT都市・大阪」をアピールしようと、大阪にある企業や研究者を集めてつくられた産学協同のドリームチーム。使命は優勝。
そのプレッシャーにも負けずチームを優勝に導いた初代監督が赤澤洋平さんです。 赤澤さんは町の鉄工所の社長ですが、「中小企業は下請けを抜けだし『横請け』で生き残れ!」と積極的な経営を展開。ものづくりの延長にロボットがあったわけです。今では、ローラースケートをするホビーロボット「PLEN」やロボットを治療する病院「ロボクリニック」も開院されています。また、次世代ロボット開発ネットワーク「ROOBO」の運営委員長としても活躍。
この赤澤さんが、NHK教育のビジネス未来人「次世代産業をつくりだせ(1)ロボット開発は町工場をつなげて」に登場されます。7月29日(日)午後7時30分からです。ぜひ、みてください。
ちなみに、出版文化社では赤澤洋平さんの本『中小企業はこう生き残れ!ロボットおやじの“ものづくり魂”』を発刊しております。中小企業経営者や幹部のみなさんに元気を与える良書です。こちらもぜひ一読ください。
●Team Osaka公式サイト
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/v2/index.html
●システクアカザワ
http://www.akazawa.co.jp/index.html
●『中小企業はこう生き残れ! ロボットおやじの“ものづくり魂”』
http://www.shuppanbunka.com/books/3644/index.html