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2006年08月28日号

天満天神繁昌亭オープンを記念して『上方落語家名鑑ぷらす上方噺』 発刊

7月に初めての鮎釣りに挑戦しようと京都の美山へ行きましたが、あいにく降ったり止んだりの雨降りのため川が濁り入川を諦めました。なんや道具代だけが高くついてしまった。もっとも渓流竿で挑戦しようとしていたので無謀ではあったかも。ちなみに連れは鯉竿で挑戦しようとしていた……。

さて、今回は、『上方落語家名鑑ぷらす上方噺』 という本を9月8日に発売いたします。

ドラマ「タイガー&ドラゴン」のヒットを受け継いで、空前の落語ブームがまだまだ続いていますが、東京では、毎日開かれる落語の定席が4軒あり、そこで噺が次々に受け継がれ、噺家が育てられてきた歴史があります。

一方、大阪には戦後60年間落語の定席がなく、演じられる噺の数もどんどん減ってきました。

「このままやと上方落語界はやばいかもしれん」と、上方落語協会会長の桂三枝さんが先頭に立ち、天神橋筋商店連合会会長の土井年樹さんたちが仕掛け人となって、大阪天満宮の土地を無償で提供してもらい、4,500を超える個人、団体、企業の寄付で建設されたのが、「天満天神繁昌亭」です。文字通り関西の庶民や落語ファンたちの手弁当の気持ちが、関西に戦後60年ぶりの落語専門の定席を復活させました。
(こけら落としは06年9月15日)

この天満天神繁昌亭オープンを記念して、落語家名鑑をつくれないかと席亭の岩本靖夫さんより、出版文化社に話がありました。落語家名鑑はあるが、東京の噺家中心で関西の噺家が少し載っている程度。

上方落語家だけの名鑑は未だに実現されていない…と。大阪の出版社としては、上方の伝統文化に貢献できるまたとない機会です。落語ビギナーにもハンドブック代わりに持って行ってもらえるよう上方噺もつけて、「この本1冊もっていけば、もっと落語が楽しめる!」本をつくろうという事になりました。

上方落語家198人!、上方落語噺厳選180本!、鶴瓶が桂春団治に聞く「上方落語とともに60年…」と盛りだくさん。巻末には、「上方落語三百年略史」「上方落語家系図」もつけております。

寄席と落語を楽しむために、ぜひ、手元にほしい一冊です。

あっ! ちなみに、生國魂神社で9月2日、3日にある「彦八まつり」にて先行販売します。

当社ホームページでも予約できますので、よろしくお願いします!!