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2006年03月24日号

アメリカ生まれの・・・

困難なダイエット法で一向に成果があがらないばかりか、冬場の自転車通勤では汗をかけず、肥えていく一方の丑丸です。お久しぶりです。

日本で野球が産声をあげて72年。ついにやりましたね。日本がWBCで世界一! 私も王選手の一本足打法を真似した野球少年でしたので、優勝の瞬間は涙が出ました。このメルマガを読まれている方の中にも同じような経験をされた方も多かったことでしょう。

この優勝は奇跡といって間違いありません。ですが最大の奇跡は、自国内のチャンピオンが世界チャンピオンだといってはばからなかったあのメジャーリーガーが、かつては雲の上の存在だったあのメジャーリーガーが、世界各国とガチンコ勝負を繰り広げたことでしょう。ただ、ガチンコの割にはあの手この手を尽くして世界一を手中に収めようとするアメリカの姿は痛々しくもありましたが…。

いろいろ問題はありましたが、あとはこのWBCがサッカーのワールドカップのように盛り上がっていくことを願うのみです。

さて話はガラッと変わりますが、最近皆さんは全国どの街に行っても代わり映えしない風景が広がっていると感じることはありませんか?田舎町の小さな駅に降り立ってみても、都会で見るのと同じ看板が目に飛び込んでくるとぼやきたくなるような経験がおありだと思うのですがいかがでしょう?

先日当社から「本当は教えたくないフランチャイズ本部成功50の教え」 という書籍が発売されました。この本の編集に携わり、改めて気がついたのですが、今の日本経済はフランチャイズチェーン無くしてはあり得ません。どの地方に行っても同じ看板を見るということがまさにその証拠です。アメリカからやってきて日本に根付いているという点ではbaseballと非常に似ている、もしくはそれ以上に定着しているようです。

地方に行った時に感じる幾ばくかの寂しさは、便利さと引き替えに、目をつぶらなくてはならないのかもしれません。成功の一方で、安易にフランチャイズ化を図り失敗していく事例が多数あることも事実。1店舗で成功したからといって、2店舗目以降も同じやり方で成功できると考えるのは浅はかすぎるのです。

著者の民谷昌弘氏は、かつては食品関係の会社に勤務され、フランチャイザーとして加盟店の立ち上げに従事されてきた経験を持ち、現在はフランチャイズチェーンの構築を手助けするコンサルタントとして活躍されています。そんな民谷氏だからこそ、チェーンに加盟するための書籍ではなく、フランチャイズ本部が秘密にしている本部構築のノウハウを書籍にすることができたのです。

多店舗展開を考える経営者にとって、転ばぬ先の杖であり、秘伝の書でもあるのです。是非参考にお手にとってみて下さい。

■体裁:四六判・並製本・228頁・ISBN 4883383334
■定価:1,575円(本体1,500円+税)