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かるた「島津いろは歌」の原画展のお知らせ
あまりの寒さに釣りへ行く気力と体力もなく、家のシマリスのように、こたつで丸くなっております。本日は、正月にふさわしいカルタのお知らせです。
当社では、2001年に書籍『西郷 大久保 稲盛和夫の源流 島津いろは歌』を出版して以来、2002年には日めくりカレンダーを、そして、本年2005年には念願のかるた「島津いろは歌」を出版し、三部作として完結いたしました。
この「島津いろは歌」の原画を描いて頂いたのが、山頭火の書画や世界遺産シリーズで有名な戸田勝範画伯。
奈良の山奥で、鷹を餌付けしているという仙人のような暮らしをされている方です。
●戸田さんの仙人生活は下記ブログでみられます。
http://www18.ocn.ne.jp/%7Esuugeian/
この戸田さんが描かれたカルタの原画展を下記のように開催いたします。お時間あれば、ぜひ見に来てください。ついでに鹿児島の物産も買えますよ。
1.期間:05年12月22日(木)〜06年1月10日(火)予定 10:00〜18:00(12月29日〜1月4日は休館)
◎戸田勝範氏 サイン会 05年12月22日(木)13:00〜15:00
2.会場:(社)鹿児島県特産品協会 ブランドショップ東京都店
かごしま・遊楽館3F(有楽町駅前)TEL (03)3506-9177
<交通> ・JR有楽町駅日比谷口より徒歩2分 ・地下鉄日比谷線日比谷駅A4出口前
●島津ゆかりの絵や鹿児島の観光地をモチーフに、非常に叙情豊かな絵札を描いて頂いたので、ぜひホームページでみてください 。
●「島津いろは歌」とは―――
今から450余年前の戦国時代に、島津一族間の争いを統一した島津忠良(日新公)は、島津家中興の祖といわれています。この「島津いろは歌」は、日新公が島津家統一を果たした天文14(1545)年頃に、戦を通じて学んだことやそれまでの人生経験、そしてそこから得た知識や智恵を歌に託して詠んだものです。内容は人としての道、人の上に立つ者の心得をはじめ、武門のこと、上下関係、学問や交友関係など幅広く含んでおり、その精神は儒学や仏教、神道などから取り入れたものが多くみられます。薩摩島津家には独特の郷中教育という制度がありますが、公の精神はそこでもいかんなく発揮されており、西郷、大久保といった明治維新の志士たちにも大きな影響を与えました。