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FAXマガジン

 
第5号

本を使って企業イメージをアップ

アメリカにハリケーンが上陸して、多くの方が犠牲になり、今なお復興中のところにパキスタンで大地震と、この地球はどうなっているんでしょうか?  TVや街頭では、募金活動が頻繁に行われていますが、自分のお金がどれほどの人に役に立つのだろうか?とお思いの方へオススメの1冊。

世界を変えるお金の使い方」ダイヤモンド社 自分が無駄に使っているお金、100円、1000円で世界に何が出来るのかを教えてくれる本です。

例えば、100円でバングラディシュの子供20人に牛乳を飲ませることが出来る等々。

世界を変えるお金の使い方 (単行本)

少し前になりますが、弊社から「森のささやき」という本を刊行しました。この本はその後増刷を重ね、現在も売れ続けている弊社のロングセラー本です。  内容は、少年が幻の巨木と会話をしながら、森や自然の大切さを学んでいくという環境絵本です。

この本はそもそも富士ゼロックスの関連会社・富士ゼロックスオフィスサプライ(以下FXOS)が創立20周年を迎えるにあたり、20年誌とは別に何か記念の出版をしたいのでプレゼンに参加して欲しい、と連絡があったところから始まりました。  弊社スタッフ間であーでもない、こーでもないと知恵を出しあい、その会社が環境問題に力を入れているという情報から、子供向け環境絵本の企画を提案し採用されました。

 

そこから、著者の選定、ストーリー案などの打ち合わせを重ねた結果、文と絵に著名な絵本作家の葉祥明さんにお願いすることが決定しました。また、ストーリーの参考には(財)オイスカの「子どもの森計画」という「アジアの子どもたちの植林活動」をベースにしてストーリーを組み立てていくことになりました。  発刊後、この本はクライアントである企業の従業員に配布、各営業所がある地域の小学校、全国公立図書館等へ無料で配布されました。

 

また、書店でも発売直後から好調な売れ行きを見せ、パブリシティ展開もうまくいき、「富士ゼロックスオフィスサプライが創立20周年記念に環境絵本を刊行、図書館等へ寄贈を行う」いった記事が、朝日、読売、日経など大手新聞に取り上げられ、NHKTVでもこの絵本を朗読して紹介してもらうなど、大きな反響を呼ぶ本となりました。  発刊後、FXOSさんは毎年、環境をテーマにした絵のコンクールを子どもを対象に行い、その審査員に葉祥明さんを起用するなど、今でも良い関係が続いているようです。

 

この絵本を制作するのにFXOSさんには制作費を負担していただきましたが、社内外に「環境にやさしい企業」というイメージを植え付けることが出来たと大変喜ばれる本になりました。  環境問題のような「社会貢献」は「儲かってから」という企業はまだ多いと思いますが、「イメージ戦略」というのも有効な企業戦略ですし、またそれで成功しているところも多数あります。

 

御社自身でも、御社のクライアント先でも結構ですので、「イメージ戦略」をお考え、もしくは提案できそうなところがありましたら是非一度お声をかけてください。  費用対効果の面からもご満足いただける提案をさせていただきます。