FAXマガジン
既存の商品を書店で販売!
最近、本当に地震が多いですね。我が家でも防災グッズでも買おうか、とか落ち合う場所はどこにしようか、など今更ながら話し合うようになりました。
多発する地震の影響で「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」(昭文社)という本が売れているようです。昭文社と言えば地図では最大手の出版社ですから、社内に蓄積されてきた「地図」という財産に震災をドッキングさせた訳ですね。ヒット作の種は身近なところにある、ということでしょうか。
今回は、もともともっていた商品を書店で販売することにより、会社全体の売上をUPさせたお話をお送りします。
9月に入ったばかりですが、弊社では現在手帳の営業に力を入れています。 「3KM手帳」という商品です(3KM手帳の詳細はこちらまで)。
発行元である株式会社土屋経営様は、この3KM手帳を使い社員、会社を活性化させるというコンサルティングを行っている会社です。
この手帳の販売ルートは、発行元の土屋経営様が直販で売るのみでした。ですので、毎年買われるリピーターは多いのですが、売れる部数もあまり増減することなく推移してきたそうです。 そんな折り、とあるきっかけから昨年春に弊社から「創る 使う 変わる 3KM手帳革命」という本を発行しました。
この本は、この3KM手帳の作り方、使い方が書かれているもので、本に手帳のちらしを挟み込むという営業活動を行い、手帳の拡販にも努めました。 しかし、もっとこの3KM手帳を世間に広めたいという土屋経営様のご要望もあり、手帳販売未経験の弊社が、書店、取次と話し合いを重ね、ついに昨年の秋に書店の店頭で手帳を販売する運びとなりました。
弊社としましても本と手帳の並列販売が出来るので、本の売り上げが見込めるという目論見もありました。 実は、以前にも土屋経営様は文具店などに手帳の販売を依頼されたことがあるそうですが、条件面などで折り合わず、断念したことがあったそうです。
弊社も初めての手帳販売ということで販売面で不安があったのですが、昨年秋〜年末にかけて、ちょっとした手帳ブームがあったことをご存知でしょうか? 雑誌などで手帳特集が相次ぎ、3KM手帳も「THE21」「日経アソシエ」などで大きく紹介され、書店での販売も初年度にしては合格点の数字をあげることが出来ました。
しかも書店で本と手帳を購入した方、あるいは雑誌の記事を見た方から、土屋経営様に3KMを導入したいという問い合わせが相次ぎ、研修等の仕事にも発展したそうで、書店での販売効果を得られることが出来ました。 ネットの時代ではありますが、紙媒体や書店を情報源とされる方もまだまだ多数おり、その影響力は大きなものがあります。
御社に何か書店で売りたい商品がございましたら一度ご相談下さい。お待ちしております。