出版文化社よりメッセージ
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  • 書籍の説明

    文化庁主催宗教法人実務研修会で講師を務める実務家が執筆する本書は、行政手続きを含む会計・税務を詳細に解説。行政手続書類の雛型や、法人ならではの悩みをコラムに収録。

    宗教法人の実務に関する類書はありますが、文化庁主催の「宗教法人実務研修会」で講師を務める実務家が執筆を担当しているのが本書の最大の特徴です。

    いわゆる一般企業にはない独特のルールを持つ宗教法人の会計、税務の詳細を、行政手続きに至るまで詳細に解説。行政手続きに必要な書類のひながたはもちろん、現場で経験を積んできた実務家だからわかる、宗教法人ならではの疑問や悩みを取り上げたコラムも収録しています。

    目次

    1. はじめに

    2. 第1章 概要
    3. 1 会計の目的・企業会計との違い
    4. 2 宗教法人が行うことのできる事業とは
    5. 3 1年間のタイムスケジュール

    6. 第2章 会計
    7. 1 基礎知識
    8. 2 日常の処理
    9. 3 決算の処理

    10. 第3章 税務
    11. 1 源泉所得税
    12. 2 収益事業(法人税)
    13. 3 消費税
    14. 4 不動産取得税・登録免許税・固定資産税
    15. 5 印紙税
    16. 6 所得税
    17. 7 相続税・贈与税
    18. 8 税務調査

    19. 第4章 宗教法人の基礎知識
    20. 1 宗教法人の規則
    21. 2 規則のメンテナンス
    22. 3 宗教法人の規則変更①
    23. 4 宗教法人の規則変更②
    24. 5 財産目録等の書類・帳簿類の作成、備付け
    25. 6 財産目録等の書類・帳簿類の所轄庁への提出
    26. 7 宗教法人の財産①
    27. 8 宗教法人の財産②
    28. 9 財産処分の手続き
    29. 10 財産処分等の公告を怠った場合の効果

    30. 付録 各種書類様式例
    31. コラム
    32. 編著者紹介

    著者プロフィール

    著者 : 税理士法人ゆびすい

    1946(昭和21)年、故・指吸千之助が大阪府堺市の地に「計理士・税理士指吸千之助事務所」を開業。創業当初より「顧問先とともに繁栄するゆびすいグループ」をモットーに、顧客の様々なニーズに応えることができる「総合事務所の建設」と、資格者がともに顧客を支えるための「協同事務所の建設」の2つを理念として掲げていた。現在、同グループは主要8都市(堺、大阪、東京、仙台、名古屋、和歌山、岡山、福岡)に、税理士、公認会計士、社会保険労務士、司法書士、中小企業診断士、行政書士など260名を超える専門スタッフを擁し、税務、財務、相続・事業承継、労務、法務、経営コンサルティングなど経営に関する顧客のニーズにワンストップで対応しており、会計事務所グループでは日本屈指の規模といわれている。税理士法人ゆびすいを中心に計8つの法人・組織から構成されており、現在関与している顧客は、上場企業から中小企業、公益法人まで多業種に及び、およそ5,000件にのぼる。70年以上にわたり蓄積したノウハウに常に最新の知識を取り入れ、各分野のスペシャリストがチームを組んでニーズに応えるスタイルは、数多くの顧客だけでなく、諸官庁や金融機関など関係各方面からも高い信頼を得ている。