書籍の説明
30年続いた「平成」が終わるのを機に、世界に一冊だけの社史を作るための指南書。社史に縁のなかった中小企業の経営者でも、紙面上で社史を作ることができます。
「平成」が終わるのを機に、その30年間を振り返り、経営者自らが世界に一冊だけのユニークな社史を作るための指南書。
社史を作るということは、未来を見据えながら、自社の経営を見つめなおすことです。バブル崩壊に始まり、リーマンショックや大震災、グローバル化の急速な進展やインターネットの普及、CSRの広がりなど、激動の時代を乗り越えて今を生きる企業経営者にとって、企業の理念や、ステークホルダーとの関係性、強みや弱み、成功や失敗、事業のターニングポイント、そして経営者ご自身の想いを記す機会がまさに今だと考えられます。その過程で新しい気付きや、持続可能な経営へのヒントが多く見えてくることでしょう。
本書は、社史の書き方のポイントから、30年の年表、経営指標や歴史、写真の整理方法、時代ごとの抑えるべきポイント、あとがきまでを1冊で網羅。具体的な解説と、すぐに書き込める記入スペースがセットになっているため、これまで社史に縁のなかった中小企業の経営者の方々でも、紙面上で世界に一冊だけの社史を作ることができます。
目次
- 序文
- 第1章 「はじめに」の書き方について
- 第2章 社史をまとめるポイント
- 第3章 我が社の年表
- 第4章 資本金と社員数の推移
- 第5章 我が社の経営数字推移
- 第6章 我が社の歴史
- 歴史を語る数々の写真
- あとがきの作成について
- エピローグ(本書のあとがき)
著者略歴
浅田厚志
1957年大阪府高槻市生まれ。青山学院大学大学院修士課程修了。1984年、出版文化社を創業、ビジネス書、ビジネス雑誌等の企画・編集や、日米・日中・日印間の国際出版活動をおこなう。社史の企画・編集や「成功する長寿企業」をテーマにしたセミナー講師も務め、現在に至る。2014年より、青山学院大学総合研究所・客員研究員を兼務。専門社会調査士。