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書籍の説明

セキュリティ業界のリーディング・カンパニーセコムのすべてが一冊でわかる！
テロなどの犯罪、災害、超高齢社会の不安に対処するセコムグループの実力を徹底解剖する。

リニューアル第3弾『リーディング・カンパニーシリーズ　セコム』が登場！

「リーディング・カンパニーシリーズ」は、2008 年に発刊を開始し、日本の各業界をリードする企業の情報を1冊にまとめたシリーズとして採用対象者を対象に好評を博しているが、今シリーズからは、経営分析、海外戦略、営業戦略など加え、より現場に近いビジネスマンを読者対象にリニューアル。もちろんトップインタビューや企業・業界の歴史は前シリーズに引き続き掲載している。

『リーディング・カンパニーシリーズ　東京海上ホールディングス』『リーディング・カンパニーシリーズ　東レ改訂版』に続き、第3弾となる『リーディング・カンパニーシリーズ　セコム』を出版する。警備業をわが国に根付かせたセキュリティの雄・セコムはどのように経営の舵を切り、事業を展開してきたのか。また不安の増した現在でどのように人々の安全・安心を確立するのか、新ビジョンや今後の経営・事業展開に迫る。

目次

1. 第1章　トップが語るセコムグループ　代表取締役社長　中山 泰男
   イノベーションを愛する自由闊達な大阪人／論理的話法の師匠は小学校の恩師／日銀からセコムへ転じた事情／「社会貢献欲求」に応える／社内に放った「三本の矢」／飛び交う言葉を変える作戦／お客様の声より先回りせよ／情報発信しなければ宝の持ち腐れ／コーポレート・ガバナンス改革とCSRの徹底／CSVを支える七つの戦略／「セコム・マイドクターウォッチ」の意義／「VUCAの時代」に不可欠なイノベーション／次世代の経営者に求められる資質／「IoTの先駆者」が大切にする人間的魅力／「東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック」で恩返し／「立体セキュリティ」の威力／二〇三〇年ビジョン「あんしんプラットフォーム」の全貌
2. 第2章　セコムグループと業界の歴史
   安全はお金で買える／東京オリンピックと「ザ･ガードマン」で飛躍／日本初のオンライン安全システム「SPアラーム」の誕生／会社存続の危機に立たされた社員窃盗事件／新ブランド「セコム」と技術･開発部門の設立／日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」の登場／「在宅医療サービス」からメディカル事業を開始／情報通信事業への進出／「社会システム産業」宣言とALL SECOM戦略／創立五五周年を迎えたセコムが向かう未来
3. 第3章　社会システム産業と七事業戦略
   社会システム産業／セキュリティ事業／防災事業／メディカル事業／保険事業／地理情報サービス事業／情報通信事業／不動産・その他事業
4. 第4章　セコムグループの研究開発戦略
   飛行船が監視、ドローンが追跡／メーカーとは異なる「R＆D思想」／「まねできないぐらいのことをやれ」／省力化ではなく「力の増幅」／「IoT」の先駆者
5. 第5章　セコムグループの国際戦略
   海外で認められた「セコム方式」／日本のデパートを見学する理由／「現地に任せる」を誤解するなかれ／インドで病院経営／「提携は成功しにくい」といわれているが
6. 第6章　セコムの人材戦略とCSR・環境戦略
   会社のために働くな／正直で元気な人がいい／ダイバーシティは男女逆差別にあらず／「CSR」を謳わなくていい会社
7. 第7章　セコムグループの経営分析
   まえがき　数値から見るセコムグループの経営状況／売上高・セグメント別売上高推移／営業利益・営業利益率推移／使用総資本・自己資本比率推移／ROA・ROE推移／一株当たり配当額・配当性向推移／負債比率・固定比率・流動比率推移／インタレストカバレッジレシオ推移／競合他社との経営比較／あとがき　セコムグループ経営分析の総括
8. 第8章　セコムグループ企業紹介
   セコムグループ全体像／セコム株式会社／セコム上信越株式会社／株式会社アサヒセキュリティ／東洋テック株式会社／セコム工業株式会社／能美防災株式会社／ニッタン株式会社／セコム医療システム株式会社／セコム損害保険株式会社／株式会社パスコ／セコムトラストシステムズ株式会社／株式会社アット東京／セコムホームライフ株式会社／中興保全股份有限公司／株式会社エスワン／セコムPLC　［セキュリティ］セコム北陸株式会社／セコム山梨株式会社／セコム三重株式会社／セコム山陰株式会社／セコム高知株式会社／セコム宮崎株式会社／セコム琉球株式会社／セコムジャスティック株式会社／セコムスタティック北海道株式会社／セコムスタティック東北株式会社／セコムスタティック関西株式会社／セコムスタティック西日本株式会社／セコムジャスティック上信越株式会社／福岡流通警備保障株式会社／JR九州セコム株式会社／日本安全警備株式会社／株式会社日本緊急通報サービス／名鉄セコム株式会社／株式会社メイアン／セコムウィン株式会社／日本原子力防護システム株式会社／オーテック電子株式会社／クマリフト株式会社／セコムアルファ株式会社／社会復帰サポート美祢株式会社／セコム美祢セキュリティ株式会社／社会復帰サポート喜連川株式会社／セコム喜連川セキュリティ株式会社／ホームライフ管理株式会社　［メディカル］セコムフォート株式会社／セコムフォートウエスト株式会社／株式会社プライムステージ／セコムフォート多摩株式会社／株式会社アライブメディケア／株式会社マック／セコムメディファーマ株式会社　［保険］セコム保険サービス株式会社　［不動産］株式会社荒井商店　［その他］セコムクレジット株式会社／株式会社ワンダードリーム／日本警備保障株式会社 印刷センター／セコムオートサービス株式会社／セコムビジネスプラス株式会社／セコムホームサービス株式会社／セコムエンジニアリング株式会社／株式会社東光クリエート／矢野新空調株式会社　［主要海外グループ会社］
9. 第9章　使える企業情報源
   セコムグループ事業セグメント／セコムグループ2030年ビジョン／セコムグループの歩み
10. 参考文献
11. 索引

著者略歴

長田貴仁（おさだ・たかひと）

岡山商科大学教授（経営学部長）。神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー。神戸大学博士（経営学）。早稲田大学修士（学術）。同志社大学卒。ビジネス誌の編集者、神戸大学大学院経営学研究科準教授他を経て現職。経営学とビジネス・ジャーナリズムの両視座から経営問題を分析、論評。『セコム　その経営の真髄－「艶っぽい会社」の経営哲学と戦略に迫る』（ダイヤモンド社）他著書多数。多くの著名経営者と対話してきたが、飯田亮・創業者（最高顧問）には何度もインタビューしている。

宮本惇夫（みやもと・あつお）

ジャーナリスト。1943年茨城県高萩市出身。1967年早稲田大学第二政経学部卒業。雑誌『財界』、総合誌を経て独立。企業ドキュメントや人物論、人物評伝等を週刊エコノミスト、夕刊フジ等に執筆。著書に『むずかしく考えるな 楽しくやれ―セコム飯田亮の直球直言』（著者飯田亮、構成宮本惇夫、日本実業出版社）、『できる上司は「あと5分」の考え方が違う！―その先の壁を突き破るための仕事術』（著者飯田亮、構成宮本惇夫、青春出版社）、『安岡正篤と伊藤肇―師と弟子』（致知出版社）等多数。

久野康成（くの・やすなり）

久野康成公認会計士事務所所長、株式会社東京コンサルティングファーム代表取締役会長。東京税理士法人統括代表社員。公認会計士・税理士。1965年愛知県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。1990年青山監査法人（プライスウォーターハウス）入所。1998年久野康成公認会計士事務所を設立。営業コンサルティング、IPOコンサルティングを主に行う。『海外直接投資の実務シリーズ』（TCG出版）等著書多数。