書籍の説明
たった3年で社員6名から300名に急成長した会計事務所グループ
いまや世界22か国に子会社を持ち、アジアから南アメリカ・アフリカへと順次、拠点を拡大しています。
そのグループの代表である著者が、人生の岐路に立つ就活中の若者に向けて送る「新卒から海外で働こう!」「この国を若者の力で変えていこう!」というメッセージ。
第1章 日本の現状を把握する
海外就労も視野に入れなければいけない理由とは? 日本が置かれている現状、社会的な問題点を分析します。
第2章 グローバル・リーダーの条件
グローバル・リーダーの条件、「人間力×専門力×英語力」の鍛え方を伝授します。
第3章 新卒から海外で働きました!
実際にこの1年間、ミャンマー・カンボジア・インド・トルコで活躍した新卒社員の涙あり、笑いありの奮闘記!
海外で働きたいと思っている人も、考えたこともないという人も、視野が広がること間違いなし。挑戦する勇気が湧いてきます!
目次
- 第1章 日本の現状を把握する
- 第1節 ◇ 世界の流れを知る
- 人口減少は、なぜ始まったのか?
- 人口減少とともに縮小する国内マーケット
- 日本企業の海外進出形態の変化
- 日本企業が新興国でなぜ、韓国に負けたのか?
- 新興国で成功するためのマーケティング
- 日本の技術力格差は確実に失われる
- 新興国ではシェア率確保が最優先
- 日本はなぜ、失われた
- 年を過ごしてしまったのか?
- グローバリゼーションは誰にも止められない
- 高齢者保護という呪縛
- 農業は、輸出産業に育てよ!
- 原子力問題、エネルギー問題はどうするのか?
- 金本位制復活? 国際通貨の必要性
- 第2節 ◇ 国家財政の現状を知る
- 平成25年度予算案について
- 税収、歳出及び国債額の推移
- 所得税・法人税・消費税の推移
- 国債発行残高の推移
- 国の借金は、国債だけではない
- 国民の金融資産の内訳
- 今後の国債の引き受け手は誰か?
- 海外と日本銀行による実質国債引き受けの急増
- ハイパーインフレーションの始まり
- 読者からの投稿/真の弱者は誰か?
- 第3節 ◇ 本当の問題は、ここだ!
- 成長神話を捨てよう!
- 最悪のシナリオを描け! これがリスクマネジメントだ!
- 民主主義の終焉 ポピュリズム化は打破できるのか?
- 少子化は、「大きな政府」を支えられるのか?
- 不換紙幣の危機 政府はいつまで騙せるか?
- 第4節 ◇ 私のマニフェスト もし、日本の大統領になったら
- 歳入の上げ方(1) 政治家は全員、日本のセールスマンにします
- 歳入の上げ方(2) 中国経済との一体化を徹底推進します
- 歳入の上げ方(3) 国際競争力を引き上げるために最低賃金を引き下げます
- 税制改革 消費税10%に増税します
- 歳出の下げ方(1) 現行の年金制度を廃止し、積立方式の年金制度を作ります
- 歳出の下げ方(2) 健康保険は民営化し、任意加入に変えます
- 歳出の下げ方(3) 労働貯金による高齢者相互扶助の仕組みを作ります
- 歳出の下げ方(4) 公務員業務を大幅に民営化します
- 歳出の下げ方(5) 子ども手当、ハローワーク職業訓練校を廃止します
- 歳出の下げ方(6) 国有資産を売却し、債務を圧縮します
- コラム/株価が上がって何が悪い!!
- 第2章 グローバル・リーダーへの条件
- 第1節 ◇ 〝人間力〟×専門力×英語力
- 水とダイヤモンド
- 「大きくなったら何になりたい?」
- 何になりたいかではなく、何をなすべきか
- 就職は、一種の結婚
- あなたの夢を何人がサポートしてくれますか?
- あなたの信条は何か?
- 三人の石切職人
- ワークライフ・バランス
- 自己中心から社会中心へ
- 学ぶ人から教える人へ
- ノーブレス・オブリージュ Giftを与えられた人の責務
- リーダーの3つの要件
- ミッションとは何か?
- 第2節 ◇ 人間力×〝専門力〟×英語力
- プロテスタンティズムからプロフェッショナリズム
- 知識・技術・経験は、全て手段に過ぎない
- あなたの専門分野は何ですか?
- これだけは、学んでみよう
- 第3節 ◇ 人間力×専門力×〝英語力〟
- 英語は、いつから勉強すべきか?
- 英語力の差が賃金格差を生む
- 英語の社内公用語化は必要か?
- 第2外国語は必要か?
- 英語はダイエットと同じ
- 英語の失敗は、英会話にあった
- 英語力とは何か?
- 学習曲線
- インプットとアウトプット
- スノーボール
- 英語の基礎とは何か?
- 日本の英語教育はどうあるべきか?
- 第3章 新卒から海外で働きました!
- 1 ◇ ミャンマー赴任編
- ミャンマー基本情報 ミャンマーはどんなところ?
- 急速に好転している国、ミャンマー
- ミャンマー赴任奮闘記!
- Q&Aコーナー 赴任者に聞いてみよう!
- 1日の流れ ミャンマーでの生活は?
- 2 ◇ カンボジア赴任編
- カンボジア基本情報 カンボジアはどんなところ?
- 高い経済成長を続ける国、カンボジア
- カンボジア赴任奮闘記
- Q&Aコーナー 赴任者に聞いてみよう!
- 1日の流れ カンボジアでの生活は?
- 3 ◇ インド~トルコ赴任編
- インド基本情報 インドはどんなところ?
- 世界屈指の急成長国
- インド赴任奮闘記!
- Q&Aコーナー 赴任者に聞いてみよう!
- 1日の流れ インドでの生活は?
- トルコ基本情報 トルコはどんなところ?
- トルコ赴任奮闘記!
- Q&Aコーナー 赴任者に聞いてみよう!
- 1日の流れ トルコでの生活は?
- 4 ◇ これから海外赴任編
- 海外赴任するまで
- 1日の流れ 東京本社での1日は?
- エピローグ
著者プロフィール
監修者 : 久野康成(くの やすなり)
久野康成公認会計士事務所 所長
株式会社東京コンサルティングファーム 代表取締役会長
東京税理士法人 統括代表社員
公認会計士・税理士・社団法人日本証券アナリスト協会検定会員
1965年生まれ。愛知県出身。1989年滋賀大学経済学部卒業。
1990年青山監査法人(プライスウオーターハウス)入所。監査部門、中堅企業経営支援部門にて、主に株式公開コンサルティング業務に係わる。
クライアントの真のニーズは、「成長をサポートすること」であるという思いから監査法人での業務の限界を感じ、1998年久野康成公認会計士事務所を設立。営業コンサルティング、IPOコンサルティングを主に行う。
現在、東京、横浜、名古屋、大阪、インド、中国、香港、モンゴル、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポール、フィリピン、カンボジア、ラオス、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ等、世界20カ国にて、「第2の会計事務所」として経営コンサルティング、海外子会社支援、内部監査支援、連結決算早期化支援、M&Aコンサルティング、研修コンサルティング、経理スタッフ派遣・紹介等幅広い業務を展開。グループ総社員数約300名。
著書に『できる若者は3年で辞める! 伸びる会社はできる人よりネクストリーダーを育てる』、『母性の経営』、『もし、かけだしカウンセラーが経営コンサルタントになったら』、『2008年版 図解インドの投資・会計・税務の基本』(以上、出版文化社)、『あなたの会社を永続させる方法 成長戦略?事業承継のすべて』(あさ出版)、『ブラジルの投資・M&A・会社法・会計税務・労務』などの「海外直接投資の実務シリーズ」(TCG出版)がある。
東京コンサルティンググループ http://www.kuno-cpa.co.jp/