出版文化社よりメッセージ
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タイの投資・M&A・会社法・会計税務・労務 2013年版

書籍の説明

この一冊でタイ進出の全てがわかる!

2012年には実質経済成長率5.57%と前年の0.05%から大幅な回復を見せるなど、安定した経済成長を続けるタイ。

2011年には洪水があったにもかかわらず、日本からの直接投資は増加の一途をたどっている。
以前は、安価で豊富な労働力を求める製造業の進出が目立っていたが、いまやサービス業にも拡大している。ASEANの中心に位置し、積極的にFTAを締結するなどのメリットを考え、アジア地域の統括拠点として活用する企業も増えている。
タイ投資委員会(BOI)は積極的な外資誘致のためのインセンティブを用意しており、これを有効活用することでタイでの事業展開を有利に進めることができる。この制度は2013年に改正が予定されており、今後の動向が注目される。
本書は、このような投資制度の活用方法をはじめ、進出に係る法務・税務・労務といった専門情報を体系的にまとめている。2013年度版では、M&Aや最近の法改正情報、よくある質問(Q&Aコーナー)などを新しく追加し、現地駐在員が取得した最新情報も満載の、より実務的な内容になっている。タイ進出を検討する日本企業の一助となる一冊となるだろう。

目次

    1. 序:最近の法改正情報
    2. Ⅰ:基礎知識
    3. Ⅱ:投資環境
    4. Ⅲ:設立
    5. Ⅳ:M&A
    6. Ⅴ:会社法
    7. Ⅵ:会計
    8. Ⅶ:税務
    9. Ⅷ:労務

著者プロフィール

著者:久野 康成(くの やすなり)

久野 康成(くの やすなり)
久野康成公認会計士事務所 所長
株式会社東京コンサルティングファーム 代表取締役会長
東京税理士法人 統括代表社員
公認会計士・税理士・社団法人日本証券アナリスト協会検定会員

1965年生まれ。愛知県出身。
1989年滋賀大学経済学部卒業。1990年青山監査法人(プライス ウオーターハウス)入所。監査部門、中堅企業経営支援部門にて、主に株式公開コンサルティング業務に係わる。
クライアントの真のニーズは、「成長をサポートすること」であるという思いから監査法人での業務の限界を感じ、1998年久野康成公認会計士事務所を設立。営業コンサルティング、IPOコンサルティングを主に行う。
現在、東京、横浜、名古屋、大阪、インド、中国、香港、モンゴル、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポール、フィリピン、カンボジア、ラオス、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ等、世界24カ国にて、「第2の会計事務所」として経営コンサルティング、海外子会社支援、内部監査支援、連結決算早期化支援、M&Aコンサルティング、研修コンサルティング、経理スタッフ派遣・紹介等幅広い業務を展開。グループ総社員数約300名。
著書に『できる若者は3年で辞める! 伸びる会社はできる人よりネクストリーダーを育てる』(出版文化社)、『あなたの会社を永続させる方法 成長戦略~事業承継のすべて』(あさ出版)、『2008年版図解インドの投資・会計・税務の基本』(出版文化社)、『母性の経営』(出版文化社)、『インドの投資・会社法・会計税務・労務(2010)』(TCG出版)、『もし、かけだしカウンセラーが経営コンサルタントになったら』(出版文化社)、『タイの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)、『ベトナムの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)、『インドネシアの投資・会社法・会計税務・労務』(TCG出版)、『バングラデシュ・パキスタン・スリランカの投資・会社法・会計税務・労務』、『インドの投資・M&A・会社法・会計税務・労務』、『ミャンマー・ラオス・カンボジアの投資・会社法・会計税務・労務』がある。