開発力白書 2012
- 福嶋徹晃・高野昌也・濱田研一・菅仁 共著
- 発行:株式会社iTiDコンサルティング
- 体裁:A4判、並製本、96ページ
- 定価:3,300円(本体 3,000円+税 10%)
- ISBN 9784883384655
- 発売日:2012年10月13日
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書籍の説明
日本製造業の強みは失われたのか?
製造業の開発業務レベルをデータで分析
日本製造業80社、約10,000名に上る他に類を見ない規模での技術者へのアンケート調査結果を収録しています。
調査結果のほか、以下の項目をはじめとして、日本の製造業に関わる興味深い考察を行っています。
◎韓国製造業と日本製造業の違いは?
◎製品開発プロジェクトを成功させるポイントとは?
◎技術者の目から見て自社製品は成功しているのか?
◎どの年代の技術者のモチベーションが高いのか?
◎IT・ツールの整備度は十分なのか?
目次
- はじめに
- 第1章 調査概要
- 第2章 日本製造業の実態
- 第3章 製品開発プロジェクトを成功させるためには
- 第4章 調査結果
- APPENDIX
- あとがき
著者プロフィール
福嶋 徹晃(ふくしま てつあき)
東京理科大学経営学部卒。大手製造業向けにIT による設計業務効率化を支援し、その後、米国ITI 社と合弁で設立した株式会社iTiD コンサルティングの立ち上げに携わる。 開発プロセスを中心とした業務改革を行い、開発期間15%削減達成や開発リソース20%削減達成など、数多くの業務改革プロジェクトを経て、現在は開発力を見える化する「開発力調査」を中心に、事業企画・マーケティングに従事。
高野 昌也(たかの まさや)
大手電機メーカーにてシステム構築・運用に従事。全社推進のCMMI に惚れ込み、自組織をレベル5まで達成に導いた。自身の探究のためと社会的貢献を目指しiTiD コンサルティングに入社。以降、ソフトを中心に改革・改善活動の支援に従事。
濱田 研一(はまだ けんいち)
慶應義塾大学環境情報学部卒。清水浩教授に師事し電気自動車開発に携わった後、トヨタ自動車に入社し低公害自動車の研究開発に従事。世界トップへ急拡大するトヨタの中で、開発スピードと技術革新を両立するマネジメントが重要であると認識。日本企業の組織・プロセスマネジメント力の向上を目指し、iTiD コンサルティングに参画。グローバル企業の開発課題設定や、設計開発プロセス構築、製品プラットフォーム構築支援などに実績。
菅 仁(すが ただし)
東京大学大学院卒業。工学修士。日立ハイテクノロジーズにて光学式半導体検査装置の光学システム開発を担当。グローバル競争下で日本製造業がより高い価値を産み出し続けるためには、開発現場の生産性向上・価値創出力向上が必須と認識。iTiD コンサルティング入社後は、大手製造業に対し、全社横断的な業務診断&業務プロセス改革、新商品開発、技術開発の見える化、技術者力向上の支援を手がけている。
Webサイト : 株式会社iTiDコンサルティング