【『実践 アーカイブ・マネジメント』出版記念セミナー】
長年、アーカイブビジネスの第一線で活躍してきた朝日崇氏が最新のアーカイブの情報と知識を駆使し、執筆。セミナーでは、本書の内容を具体的にわかりやすくご説明します。また、セミナーのゲスト講師に「企業アーカイブズ」の理論と実践に経験が豊富な大谷明史氏が来講。貴社のアーカイブ・マネジメントのお役に立ちます。
◆プログラム
[1部]いま企業アーカイブに求められること ―著書で、私が訴えたかったこと―
講師・朝日崇氏(『実践 アーカイブ・マネジメント』著者)
[2部]企業アーカイブズを考える―国際的標準と日本的特性―
講師・大谷明史氏(前企業史料協議会理事)
[3部]質疑応答
※テーマは予告なく変更することがございます。
◆開催日時 : 平成23年10月20日(木) 13:00開場 13:30開始 16:30終了
◆開催場所 : 東京八重洲ホール9階 901号室
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-4-13 TEL 03-3201-3631
◆参加費 : 3,000円
10月14日(金)までにお振込みをお願い致します
◆振込先 : 郵便番号00150-7-353651 株式会社出版文化社
:みずほ銀行 浅草橋支店 当座 0030416 株式会社出版文化社
◆申込締切 : 先着50名様限定
※ご参加いただきました方、全員に『実践 アーカイブ・マネジメント』(定価:2,310円(本体 2,100円+税 10%))を1冊贈呈!
沢山のお申し込み、ありがとうございました。
図書館選定図書に選ばれました
「実践 アーカイブ・マネジメント 自治体・企業・学園の実務」が日本図書館協会の第2790回選定図書として選ばれました。
書籍の説明
資料の保存と管理の最新ノウハウを網羅
未来へつなぐ記憶・文書・記録の残し方・活かし方とは?
2009年6月に「公文書等の管理に関する法律(公文書管理法)」が成立し、今年4月に施行されました。無いと言っていて後から出てきた薬害エイズ資料や、防衛省の航海日誌改竄、宙に浮いた5,000万件の年金記録等々、資料や記録に関わる不祥事は枚挙に暇がありません。それらがこの法律ができるきっかけとなったことは間違いありません。
民間企業も2001年のエンロン、翌年のワールドコムと続いた米国企業の不祥事は、企業統治に大きな問題を投げかけました。2002年には、時のブッシュ大統領の署名のもと、サーベンス・オクスレー法(SOX法)が成立しました。
日本においてもライブドア、カネボウ、西武鉄道など企業の不正な会計処理が相次いで発覚したことを背景に、投資家保護のために、上場会社の責任を強化し、ディスクロージャーの強化、財務情報の正確性・公正性確保のための内部統制の構築をする必要がでてきました。そして日本でも、米国版SOX法を参考にした日本版SOX法といわれる金融商品取引法が、2008年度から適用されました。
つまり記憶すること、記録すること、残すことの重要性が自治体でも、企業でも、学園でも認識され始め、その意義と方法を改めて問い直す時期がきているのです。本書は、たくさんのエピソードを織り交ぜながら、アーカイブの専門家がアーカイブズ学の基礎から、今すぐ役立つ実践までを分かりやすく解説し、資料保存と管理の最新ノウハウを網羅しています。
目次
- 第一章 アーカイブの世界に馴染もう
- 第二章 アーカイブの大事さを知ろう
- 第三章 アーカイブを実践してみよう
- 第四章 先達から学ぼう
- 第五章 これからやるべきことを見極めよう
著者プロフィール
朝日崇(あさひ たかし)
1954年 千葉県生まれ。1978年 一橋大学社会学部卒業。
大手印刷会社にて150 冊余の企業史編集業務に従事の後、株式会社 出版文化社にてアーカイブの企画営業を行う。現在フリーの立場にてアーカイブの啓蒙・実践に従事。記録管理学会会員(2003年~ 2009年理事・学会誌編集委員長)、日本アーカイブズ学会会員