書籍の説明
iPod、iTunes、ThinkPadのヒットを支えた、
実力派マーケターが勝利の方程式を導き出す!
「モノが売れない!」、「キャンペーンは効果があったのか?」、「顧客はどこにいるのか?」 今、大小を問わず日本企業の間では、こんな声が溢れかえっている。
市場調査を行い、製品を開発し、販路を整備し、大々的な広告プロモーションをしても、商品が一向に動かないことはいくらでもある。 つまり、これまでのビジネスの手法が通用しなくなっているのだ。
その一方で、アップル、ユニクロ、ソフトバンク、マクドナルド、楽天、ルミネ、GREE、DeNA、フェイスブックなどは、閉塞感が漂う状況下でも、消費者の心を掴むある勝ちパターンを実践し、その他の多くの企業に対してマーケティング力の差を見せてつけている。
本書では、過去の手法にとりつかれたまま、売れないと嘆くビジネスマンや企業に、成功企業だけが知っている、売るための新常識を明らかにし、どうしたら物が売れるようになるのかを解説する。
本書の特徴
本書は全7章で、各章ごとに勝利のスパイラルを知る企業をピックアップし、なぜ彼らは売れ続けるのかを解説しています。単に企業の成功を語るのではなく、何が彼等をして売れる企業たらしめているのかを明らかにし、各章毎にその企業の勝つためのキーワードを用いて解説し、より実践的で、理解し易くしているのが特徴です。
目次
- 第2章 「欠陥商品」で未来を創る、アップル生態系
勝ち組の法則 その2 「あさって」 - 第3章「値上げ」で人を呼ぶ、マクドナルドの超集客術
勝ち組の法則 その3 「越境」 - 第4章「安物」を価値に変えた、ユニクロ・ブランド
勝ち組の法則 その4 「ものさし」 - 第5章「錬金術」でテレビを超えた、インターネットの勝ち組企業
勝ち組の法則 その5 「雪だるま」 - 第6章「バイト」を主役に、小売りの勝ち組企業
勝ち組の法則 その6 「現場」 - 第7章「みんな」で創る、勝者のブランディング
勝ち組の法則 その7 「いいね!」 - おわりに
はじめに
第1章 「愛」が人を動かす、ツイッターの共感マーケティング
勝ち組の法則 その1 「共犯」
著者プロフィール
梅田仁(うめだ・じん)
アップル・ジャパン シニアマーケティングプロデューサーを経て、現在は戦略コンサルティングファームのパートナー、執行役員。
アップルではMac、iPod、iTunes、iPhone、Apple Storeなどのデジタル・マーケティングを統括。アップル以前はIBMでThinkPad、Aptivaのブランディング、マーケティング・コミュニケーションを統括。ビジネスゴールにリンクしたマーケティング戦略の構築と、生活者インサイトを得意とする。
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