書籍の説明
日本の資本主義が発達してきたなかで、砕石業界が果たした役割とは何か?
戦前期から現在までの経済史的背景の中で、砕石業の歴史的展開を分析した唯一の経済書!
目次
- 序論 砕石と砕石業
- 第1章 黎明期の砕石業
- 第2章 戦後復興期の砕石業
- 第3章 日本砕石協会の創立および日本経済の高度成長
- 第4章 安定成長時代の砕石業界展望
- 第5章 コンクリート・クライシスと砕石業界の対応
- 第6章 「資源としての骨材」とリサイクル骨材の進出
- 第7章 不況下の相対的安定時代
- 第8章 石灰石骨材の進出
- 補論 砕石業における地代理論
- 年表
- 資料・統計
著者プロフィール
石田真人(いしだ・まさと)
株式会社大阪砕石工業所 代表取締役会長。1961年生まれ。1983年甲南大学経済学部卒業、1985年同大学院社会科学研究科経済学専攻修士課程修了。同年株式会社大阪砕石工業所入社、1994年同代表取締役社長、2008年同代表取締役会長、現在に至る。
著書に『ドイツ歴史学派経済学研究』(2000、私家版)がある。