図書館選定図書に選ばれました
「政策研究の地平へ GRIPSの挑戦~政策研究大学院創設とその経緯~」が日本図書館協会の第2674回選定図書として選ばれました。
書籍の説明
理想的な大学院大学はなぜ実現したのか?
政策研究大学院大学(通称、GRIPS、政策研究院)は、政策の研究と教育についての国際的評価の格段に高い大学院大学である。
都心の六本木に国立新美術館とならび立つ瀟洒なキャンパスには、「理想の大学」へ向けてビジョンを追求し続けた著者らの苦闘の歴史がある。国際交流の拡大には、アジア内外の留学生・行政官の教育に実績があり、学際的強力、政・官・学の交流・深化、独自なカリキュラムの編成等々、数々のタブーを破り、新機軸を実現させていった。
改革はなぜ成功したのか、その背景と経緯を描く。
目次
- 序 政策研究大学院大学の創設
- 第一章 政策研究の志向がなぜ生まれたのか ノン・コンフォーミストとしての原点
- 第二章 埼玉大学での本邦初の独立大学院研究科
- 第三章 GRIPSのあゆみ
- 第四章 絶えざる革新への挑戦 ユニークネスとリーズナブル
- 第五章 大学革新への忘れえぬ人びと
著者略歴
吉村 融(よしむらとおる)
政策研究大学院大学長を経て現在、同大学理事
昭和5年 福井県に生まれる
昭和27年 東京大学文学部哲学科卒業
埼玉大学教養学部教授、同大学行動科学情報解析センター所長、大学院政策科学研究科長等を歴任
政策研究の高度化推進、本格的発展のために尽力し、アカデミアと行政府との連携協力体制の確立と強化に貢献し、国立の大学院大学「政策研究大学院大学」の創設として結実させる。また、新構想大学(筑波大学、長岡技術科学大学)の基本設計にも携わる。科学技術会議等多くの審議会委員を務める。
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