リーディング・カンパニー シリーズ 大和ハウス工業
- 長谷川誠二・池上博史 共著
- 体裁:新書判
- 定価:1,026円(本体 933円+税 10%)
- ISBN 978-4883383948
- 発売日:2008年 02月
- 立ち読み
- パブリシティ
- 新聞広告
書籍の説明
写真約40点、図版約15点を掲載! 就活、企業・業界研究にお役立ちの一冊!!
大和ハウス工業の過去・現在・未来がわかる!
樋口会長と村上社長のトップ取材、大和ハウス工業の創業時からこれまでの歩み、大和ハウス工業のDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。
グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、採用情報など、大和ハウス工業の企業データが付録され、この一冊でこれまでの大和ハウス工業の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
目次
- 第1章 トップが語る「私と大和ハウス工業」
- 代表取締役会長 樋口武男
- 自分を鍛えてくれる会社を探し、思いきって転職
- 大和団地の再建では現場を回り、攻めに徹する
- 大和ハウス工業の社長就任時に感じたこと
- 企業にとって何よりも大切なのは人づくり ほか
- 代表取締役社長 村上健治
- 元気で伸び盛りの住宅産業に興味を持つ
- 初めて担当した仕事が岡山ネオポリスの販売
- 岡山支社で学んだこと
- 営業とは経営である~「一人QC」のすすめ
- 良い事業所には五つの共通点がある
- 「もっと良い会社にしよう」というキャッチフレーズ ほか
- 第2章 大和ハウス工業のすべて
- 1 住宅産業への新しい風
- 【会社創業】
- ジェーン台風がもたらしたもの
- 稲と竹からの発想
- 株の運用益で創業資金を調達
- 大和ハウス工業の創業
- 社是の制定
- 社名の由来ほか
- 【プレハブ住宅の発売】
- 戦後の住宅事情
- 自分の部屋を欲しがる子供たち
- 「ミゼットハウス」の誕生
- 株式公開
- 「建築の工業化」の原点
- 本格的なプレハブ住宅の発売へ
- 2 ひたむきに夢を求めて疾走する
- 【市場拡大に向けて】
- 大和団地の設立
- ネオポリスの展開
- 初めての住宅ローン付きで発売
- 石橋信夫が社長に就任 ほか
- 【先駆けた「建築の工業化」】
- 住宅の量産工場を相次いで建設
- 住宅展示場の全国展開
- 「販売なくして企業なし」
- 事業の多面展開
- 「総合生活産業」路線へ
- 3 時代の変化に適合する企業へ
- 【事業領域の拡大と充実】
- 流通店舗事業を立ち上げる
- リゾートホテル事業への進出
- ホームセンター開設で小売店への挑戦
- 企画提案型の住宅を開発 ほか
- 【会社合併】
- 阪神淡路大震災が発生
- 緊急需要への対応
- 自社の建築物はどうだったか
- 地球環境と共生する企業のありかた ほか
- 4 「人・街・暮らしの価値共創グループ」をめざして
- 【企業の体質変革への挑戦】
- 合併その日の朝/改革断行
- 創業以来初の赤字決算/チェレンジ・トリプル30
- 創業者 石橋信夫が残したもの
- 【総合力の全面展開へ】
- 樋口=村上体制で改革を継承
- 創業五十周年に売上高一兆五千億円を達成
- エンドレスハートの導入ほか
- 第3章 企業の「今」を知る 住宅産業新聞社 代表取締役 池上博史
- 「ア・ス・フ・カ・ケ・ツ」への挑戦
- 商品を新ブランドに統合
- 未来志向の研究・開発体制
- “明日、不可欠な”企業への課題
- 第4章 業界の「先」を読む 住宅産業新聞社 代表取締役 池上博史
- 業界地図
- プレハブ住宅が主導
- 住まい、景観は社会資産
- 住宅産業は46兆円の市場規模
- 業界の担い手、プレハブメーカー
- 第5章 輝くプロフェッショナル7人衆
- 「良い営業社員になるには工夫も必要」 名古屋支社住宅事業部半田営業課
- 「飛び込み営業が苦手だった頃がなつかしい」 越谷支店越谷集合住宅営業所
- 「社会貢献できる仕事に憧れていました」 横浜支店横浜流通店舗営業所港北ニュータウン出張所
- 「建築って体育会系の仕事…と思っていません?」 東京支社建築事業本部第一営業所営業課
- 「新しいものをつくる提案、それがリフォーム」 北摂支店北摂増改築営業所
- 「技術者よ、現場から多くのことを学ぼう!」 総合技術研究所施工構法グループ
- 第6章 使える企業情報源
- 企業グループの全体像とグループ会社の事業内容
- 大和ハウスグループ組織図
- 主な商品
- 役員の略歴
- 売上高予想/採用関連情報
- 十年の資産推移
- セグメント別の業績推移
- 大和ハウス工業の歩み(年表)
著者略歴
長谷川 誠二(はせがわ・せいじ)
フリーライター。1949年大阪府生まれ。広告代理店のコピーライターを経た後にフリーランスとなり、「企画・編集・取材」を基本ワークとして社史(建設、製薬、外食、食品、製墨会社などの50―100年史)のほか、『死と老いへの挑戦』『アンチ・エイジング・バイブル』『専門医が認めるアミノ酸』『専門医が勧める免疫強化物質』(以上、コスモス)などの執筆に関わる。
池上博史(いけがみ・ひろし)
住宅産業新聞社代表取締役。1940年台湾生まれ。日本大学法学部卒業。自動車産業専門紙記者などを経て、1978年に㈱住宅産業新聞社を創業。住宅政策、住宅産業論で意欲的な論陣を張っている。主な著書に『住宅産業の未来展望』『住宅業界ハンドブック』(以上、東洋経済新報社)、『よくわかる住宅業界』(日本実業出版社)、『マイホーム買い換え知らなきゃ損する』(青春出版社)などがある。