出版文化社よりメッセージ
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書籍の説明

写真約50点、図版約20点を掲載! 就活、企業・業界研究にお役立ちの一冊!!

キリンビールの過去・現在・未来がわかる!

三宅社長の学生時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、キリンビールの創業時からこれまでの歩み、キリンビールのDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。

 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、キリンビールの企業データが付録され、この一冊でこれまでのキリンビールの歩みと今、そして未来像が一目でわかります。

目次

  1. 第1章 トップが語る「私とキリンビール」 代表取締役社長 三宅占二
    1. キリンビールに親しみを感じて入社
    2. 「情報は受け手に権利がある」ことに気づく
    3. 転機になった本社営業部への異動と大阪支社転勤
    4. 誠意をもって一生懸命に接することを心がける
    5. 「グローバルな感覚」を学んだハイネケン・ジャパンへの出向 ほか
  2. 第2章 キリンビールのすべて
    1. 日本ビール産業の祖」ウィリアム・コープランド
    2. ジャパン・ブルワリー・カンパニーが誕生、「麒麟」ラベルのビールを発売
    3. 麒麟麦酒株式会社の誕生
    4. 大日本麦酒が圧倒的なシェアを握る中、苦戦が続く
    5. 大震災を機に生産増の投資でシェア拡大
    6. 自由競争を追い風に、トップシェアの座を獲得
    7. 事業多角化へ積極的に取り組む ほか
  3. 第3章 企業の「今」を知る ジャーナリスト 永井隆
    1. トップが敗北を認める
    2. 痛恨のミスマーケティング
    3. 成功体験と決別し生まれ変わる
    4. 第三のビール戦争に勝利
    5. 2015年に3兆円企業への成長を目指す
  4. 第4章 業界の「先」を読む みずほ証券 エクイティ調査部シニアアナリスト 佐治広
    1. 業界地図
    2. 若者のビール離れなどで緩やかな減少、シェアの拡大が課題
    3. 営業スタイルを変えたオープン価格制で商品価値重視の価値営業へ
    4. ブランドの多品種化が大きな流れ。ビッグブランドの育成もテーマ
    5. ビール各社は清涼飲料との総合飲料化に注力、キリンは規模拡大
    6. 成長が顕著な海外市場の開拓が重要なキーワードに
  5. 第5章 輝くプロフェッショナル7人衆
    1. 「 「社内公募で商品開発に異動、『淡麗グリーンラベル』を開発」 マーケティング部商品開発研究所
    2. 「入社4年目でチューハイ『氷結』の開発チームに参加」 企画部市場リサーチ室
    3. 「おいしい生ビールの店を全国につくりシェア奪回を目指す」 広域販売推進統括本部広域販売推進部
    4. 「商店街全店訪問でイベントに協力、『価値営業』を実践」 首都圏統括本部東京統括支社
    5. 「経験者採用で入社、自分の可能性を広げて醸造担当のリーダーに」 栃木工場醸造担当
    6. 「指導者の力量とは何かを教えられた中国での新工場プロジェクト」 キリンエンジニアリング株式会社第一プロジェクト部
    7. 「絶対にあきらめない、解決策は必ずあるという信念で取り組む」 生産本部技術開発部パッケージング研究所
  6. 第6章 使える企業情報源
    1. キリングループの全体像
    2. キリンビール関連会社の事業内容
    3. キリンビールの組織図
    4. 役員の略歴
    5. 十年間の業績推移/キリン(連結)のセグメント別の業績推移
    6. キリングループの主な技術
    7. キリングループ主要商品
    8. キリングループ・ビジョン2015
    9. 採用基礎情報
    10. キリンビールの歩み(年表)

著者略歴

川上清市(かわかみ・せいいち)

ジャーナリスト。1954年長野県生まれ。学習院大学法学部卒業。産業専門紙、経済誌記者などを経て、1988年にフリージャーナリストとして独立。企業や経済の諸問題を精力的に取材し、雑誌・新聞・書籍などで幅広く活躍している。主な著書に『日本国債 借金大国の本当の姿が見えてくる』(共著/かんき出版)『ニュースの真相が見えてくる「企業買収」のカラクリ』(青春出版社)などがある。

永井隆(ながい・たかし)

ジャーナリスト。1958年群馬県生まれ。明治大学経営学部卒業。東京タイムズ記者を経て、フリージャーナリスト。『プレジデント』(プレジデント社)、『エコノミスト』(毎日新聞社)などに執筆。2004年から明治大学が発行する雑誌『明治』編集委員。著書に、『ビール最終戦争』『ビール15年戦争』(ともに日本経済新聞社)、『「軽」ウォーズ戦陣訓』(プレジデント社)、『一身上の都合』(ソフトバンク クリエイティブ)、『現場力』(PHP研究所)など多数。

佐治 広(さじ・ひろし)

みずほ証券エクイティ調査部シニアアナリスト。1967年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。日本興業銀行に入行し、1999年より興銀証券(現みずほ証券)にて食品・飲料・たばこ・水産農林業界を担当。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。米国InstitutionalInvestor 誌アナリストランキング 2007年食品・飲料・たばこ部門第1 位。日経金融新聞アナリストランキング 2006 年食品(水産・農林を含む)部門第1 位。毎日エコノミスト誌アナリストランキング 2006年食品部門第1位