リーディング・カンパニー シリーズ 東芝
- 面澤淳市・大西勝明・高橋潤一郎共著
- 体裁:新書判
- 定価:1,026円(本体 933円+税 10%)
- ISBN 978-4883383917
- 発売日:2008年 02月
- 立ち読み
- パブリシティ
- 新聞広告
書籍の説明
写真約40点、図版約20点を掲載! 就活、企業・業界研究にお役立ちの一冊!!
東芝の過去・現在・未来がわかる!
西田社長の入社時のエピソードや東芝が勝ち組企業として生き残っていくためのキーワードなどをまとめたトップ取材、東芝の創業時からこれまでの歩み、東芝のDNAを受け継ぐスペシャリスト8人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。
グループの全体像や組織図、取締役の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、東芝の企業データが付録され、この一冊でこれまでの東芝の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
目次
- 第1章 トップが語る「私と東芝」 代表執行役社長 西田厚聰
- 東芝が“勝ち組”として生き残るために
- 企業にとっていちばん大切なのは「成長」
- 最初の赴任地、イランで学んだこと
- 「イノベーションの乗数効果」とは
- 個人や組織の「応変力」を高めるには
- 大事なのは数字の持つ「大きさ」を理解すること ほか
- 第2章 東芝のすべて
- 東芝の始祖「からくりや儀右衛門」
- 三井財閥に属し「芝浦製作所」に改称
- GE社の先進技術を導入した芝浦製作所
- ライバル日立との違いは外資との提携の考え方
- 居心地のいい社風
- 東芝のもうひとつのルーツは電球メーカー「東京電気」 ほか
- 第3章 企業の「今」を知る 専修大学 商学部教授 大西勝明
- 回復してきた業績
- 競争激化のデジタル家電事業等
- 拡大するフラッシュメモリ生産
- 原子力発電事業の拡大
- 東芝の課題 競争・創造力・社会的責任
- 第4章 業界の「先」を読む クリアリーフ総研 代表取締役 高橋潤一郎
- 業界地図
- 日本の経済成長を支える電機業界
- 世界市場における日本の電機産業
- 国内電機業界の現状と課題
- 国際的な視野と環境保護の視点で企業を考える
- 第5章 輝くプロフェッショナル8人衆
- 「助けを求めれば熱心にアドバイスしてくれる社風」 セミコンダクター社
- 「壁を乗り越えればそれが自信につながる」 セミコンダクター社
- 「携帯電話は“道具”ではなく“パートナー”」 モバイルコミュニケーション社
- 「あと少し頑張ることが夢の実現」 PC&ネットワーク社
- 「目指すは米国トップシェア」 東芝メディカルシステムズ株式会社
- 「バランスのとれた社会人でありたい」 電力システム社
- 「次世代の研究にチェレンジできる環境」 研究開発センター
- 「経営企画はお客様に望まれる商品を開発する仕事」 東芝コンシューママーケティング株式会社
- 第6章 使える企業情報源
- 企業グループの全体像と各社の取り扱い商品(事業グループ)
- 組織図
- 特許技術
- 取締役の略歴
- 十年間の業績推移/セグメント別業績推移
- 事業別の目標/採用関連情報
- この十年の新商品(現在も販売中のもの)
- 現在の売り上げに貢献している製品
- 東芝の歩み(年表)
著者略歴
面澤淳市(めんざわ・じゅんいち)
ノンフィクション作家。1964年茨城県生まれ。法政大学法学部卒業。財界研究所『財界』編集部などを経て、現在、プレジデント社『プレジデント』編集部所属。著書に『ソニー「プレステ2」のマルチ情報革命』(徳間書店)、『決定版イントラネット入門』(共著/日経BP社)、『女子大生のための面接直前必勝講座』(共著/日経BP社)など。
大西勝明(おおにし・かつあき)
専修大学商学部教授。1943年徳島県生まれ。専修大学大学院経済学研究科卒業。産業学会・アジア経営学会理事。日本経済学会連合会評議員。主著は、『日立・東芝』(共著/大月書店)、『大競争下の情報産業』(中央経済社)、『グローバル企業の経営戦略』(共著/ミネルヴァ書房)、『日本のビッグ・インダストリー-情報通信-』(共著/大月書店)など。
高橋潤一郎(たかはし・じゅんいちろう)
電機業界の情報、企業分析、市場動向調査などを手がけるサイト(http://www.clearleaf.jp)を運営する㈱クリアリーフ総研代表取締役。1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。電機業界の専門紙記者を経て、2004年に独立、起業して現在に至る。特に電機業界の中小企業動向、中国事情、現地進出日系企業動向などに精通。雑誌など通じ幅広く、業界分析、企業リサーチ記事も執筆中。『月刊宝島』選出2007年度アナリストランキング1位。