出版文化社よりメッセージ
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書籍の説明

堺屋太一の『団塊の世代論』集大成、いよいよ刊行!
3カ国の彼らはどういう時代を生き、何をしようとしているのか? 世界大不況との関係とは?
図表約40点・日米中比較年表を掲載。各国の世代と時代を克明に描く。

日本、米国、中国の60歳を過ぎた著述家が、それぞれの国の団塊の世代の人生、時代背景、喜びと苦悩を書き下ろしました。
これら原稿を全て読了した上で、堺屋氏が原稿を書き下ろした、団塊の世代論の総括ともいえる書籍です。

堺屋氏は今日の世界大不況と団塊の世代との関係についても触れ、この危機をチャンスに転化して、日本経済が復活していく未来像を描いています。

目次

  1. 序   「団塊の世代」は世界でどう生きたか
  2. 第1章 団塊の世代-最後の試練-09年世界大恐慌
  3. 第2章 ベビーブーマー-米国の団塊の世代
  4. 第3章 中国現代史の証人-中国の団塊の世代
  5. 第4章 日本の団塊-敗戦が生んだプロベーション(保護観察)世代
  6. 付 表 日米中比較年表 1900~

著者略歴

[編著]
堺屋太一(さかいや たいち)

作家、元経済企画庁長官。1935年大阪府生まれ。60年東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。70年日本万国博覧会を手がけた。78年に同省を退官、以降、テレビ、新聞、雑誌等で幅広い執筆・講演活動を続ける。
一方で、政府税制調査会委員、国会等移転審議会委員、財団法人大阪21世紀協会常任理事などを務め、98年小渕内閣で経済企画庁長官に就任。その後も東大先端研客員教授、愛知万博顧問などを務める。
主な著書に『油断!』『団塊の世代』『巨いなる企て』『峠の群像』『秀吉』『知価革命』『千日の変革』『組織の盛衰』『欣求楽市』『平成三十年』『世界を創った男 チンギス・ハン1~4』『大激震』など、多数ある。

[日本]
浅川 港(あさかわ みなと)

1947年山梨県北杜市生まれ。一橋大学卒業後、71年講談社入社。『知的生活の方法』などを担当後、スタンフォード大学コミュニケーション学部修士課程に留学、78年修了。89年から講談社アメリカで英語での出版に従事し『Hope Dies Last』『Having Our Say』などの話題の書を刊行し、日米でベストセラーを生み出す。2000年に同社副社長退任、帰国後は経営コンサルティングに従事。著書に、『まず、日本的人事を変えよ!』(共著、ダイヤモンド社)、『NYブックピープル物語』(NTT出版)、『世界で最も賞賛される人事』(編著、日本実業出版社)などがある。

[米国]
ステファン・G・マーグル(Stephen G. Magel)

1948年インディアナ州インディアナポリス生まれ。インディアナ大学卒業。アリゾナ州立大学博士課程在籍、ペッパーダイン大学から博士号を授与。
ロサンゼルス市教育委員会副理事(2005年退任)。現在、インディアナ大学、アリゾナ州立大学、カリフォルニア州立大学で教鞭をとる。

[中国]
葛 慧芬(カズ スイフン/Ge Huifen)

中国深せん大学国際交流学院助教授。1955年中国江蘇省生まれ。82年中国寧夏大学卒業。中国湖南省中南大学社会科学部助手を経て、90年立命館大学大学院修士課程修了、97年東洋大学大学院博士課程修了。98年~2005年金沢学院大学基礎教育機構助教授を経て、2005年4月から現職。主な著書に『文化大革命を生きた紅衛兵世代―その人生、人間形成と社会変動との関係を探る』(明石書店)、『伝統VS新しい中国人―日本人との比較』(共著、白帝社)など多数。

[中国]
林 暁光(リン ショウコウ/Lin Xiaoguang)

中国深せん大学マスコミ学院教授。1955年中国湖南省生まれ。82年中国寧夏大学卒業。新聞社のジャーナリストを経て、88年より日本の中央大学大学院に入学、94年同大学大学院博士課程修了。社会学博士。94年金沢学院専任教員に就任、同大学文学部教授を経て2005年から現職。主な著書に『現代中国のマスメディア・IT革命』(明石書店)、『千変万化の中国』(共著、白帝社)など多数。

パブリシティ

「日本 米国 中国 団塊の世代」が掲載・紹介されました。
掲載書籍やメディアでの詳細は下記のリンクからご覧いただけます。

世界大不況を打ち破る鍵――「日本 米国 中国 団塊の世代」(ITmedia エグゼクティブ)
毎日の本棚 新刊:地理・歴史 『日本 米国 中国 団塊の世代』(毎日jp)
武田鉄矢「今朝の三枚おろし(6/1放送分)で「日本 米国 中国 団塊の世代」が紹介されました(文化放送1134Khz)