十六歳漂流難民から始まった2兆円企業
- 韓 昌祐著
- 芦﨑 治:インタビュー構成
- 体裁 四六判 並製本
- 定価:1,572円(本体 1,429円+税 10%)
- ISBN 978-4883383887
- 発売日:2008年 03月
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- パブリシティ
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書籍の説明
パチンコ業で5兆円をめざすマルハンの挑戦
危機感 緊張感 ハングリー チャレンジ トップを独走するマルハンの奇跡
弱冠16歳で韓国からボート・ピープルのように着の身着のまま渡日した少年が、裸一貫から2兆円のトップ企業をつくった。
栄養失調と結核で生死をさまよいながらも法政大学を卒業。23歳でパチンコ店開業、周囲の反対を押し切って日本人と結婚、喫茶店・レストランの大成功、ボウリング事業の大失敗、自殺を思いとどまり天文学的数字の借金を返済、愛息の事故死、JCの入会拒否、フィーバー機による起死回生、渋谷パチンコタワーの快挙、ライバル企業との競争、ドラゴン銀行設立の挫折、1兆円達成の式典と、波瀾万丈の人生を、持ち前の危機感と緊張、ハングリーさとチャレンジ精神で、乗り越えながら人生の不運を幸運に変えてきた。
今、「パチンコ王」と呼ばれる韓 昌祐は、清新な哲学をもって、パチンコ業界の健全化に全社一丸となって挑戦している。
著者略歴
韓 昌祐(ハン・チャンウ)
株式会社マルハン代表取締役会長。1931年(昭和6年)年2月15日、韓国慶尚南道三千浦(現・泗川市)生まれ。1953年、法政大学卒業後、京都府峰山町(現・京丹後市)で義兄の経営するパチンコ店「千波」の手伝いを始める。その後、「千波」を譲り受け、1957年に名曲喫茶「るーちぇ」を開店。その後、パチンコ店「峰山カジノ店」、レストラン「ルーチェ」やボウリング場などを開店。1972年、西原産業(株)を設立、1999年、社名を(株)マルハンに変更。マルハンをパチンコ業界のリーディング・カンパニーに育てる。日本国政府より勲三等「瑞宝章」を叙勲。韓国政府より体育勲章「青龍章」(勲一等)、国民勲章「無窮花章」(勲一等)を叙勲。マーシャル諸島共和国府より最高功労章を叙勲。慶南大学より名誉経済学博士号を、釜山大学より名誉経営学博士号を、ソウル女子大学より名誉文学博士号を、中国・延辺大学より名誉国際政治学博士号をそれぞれ授与される。京都府峰山町名誉町民、(財)韓哲文化財団理事長、東京フィハーモニー交響楽団理事、(社)世界韓人商工人総連合会会長、他。
インタビュー/構成
芦﨑 治(あしざき・おさむ)
ジャーナリスト。一九五四年、富山県黒部市生まれ。立教大学法学部卒。新聞、週刊誌、月刊誌、テレビ報道など各メディアで記者経験を積む。『AERA』、『日経エコロジー』、司法ジャーナル『ジュディシャルワールド』などの媒体、nikkei BPnet「ECOマネジメント」のサイトに、寄稿。著書に、『逃げない人を、人は助ける』(中経出版)、『ある日、落下傘で飛び降りた男。池田昭司』(幻冬舎)、など著書多数。桜美林大学非常勤講師(文章表現法)。(財)韓哲文化財団評議員。(財)日本野鳥の会評議員。日本環境ジャーナリストの会理事。