出版文化社よりメッセージ
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新版 企業を活性化できる 社史の作り方

書籍の説明

社史編纂の「虎の巻」

「日本の戦後の復興は、日本という国が成したものではなく、一人ひとりの経営者、一つひとつの企業の努力の結晶である。その歴史をまとめることは、日本の戦後経済の復興の現場を綴ることに他ならない」

これは、ベストセラー作家の堺屋太一氏が、社史づくりの意義について述べたものです。

当社は堺屋氏の言葉を励みに、1985年の創業以来、中小企業から誰もが知る大手企業まで多くの企業の社史編纂にたずさわってきた出版社です。

そんなわれわれが20年間こつこつと築いてきた社史編纂のノウハウを、惜しげもなく公開した類書の無い「社史の編纂マニュアル」。それが本書です。

多くの人にとって社史編纂は未知の仕事であり、企画の立て方、資料の集め方、執筆、レイアウト、印刷の仕方について分からないことが多いに違いありません。本書では具体的に、各段階における進め方、注意点、使用するツール、かかってしまうコストまで詳述。その上で、豊富な実例を紹介しているほか、難解な出版・印刷用語を読み解くための用語集も備えています。

会社のDNAを次世代に継承するためにも、会社の歩みや経営理念を現場に徹底するためにも、社史の重要性は高まっています。いつか編纂する日のために、社内の本棚にぜひ備えておきたい一冊です。

目次

  1. 第一部 社史とは何か
    1. 1、社史制作にかかる前に
    2. 2、周年記念事業と社史制作
    3. 3、社史発刊が多くなってきた理由とその背景
    4. 4、社史発行の意義と目的
    5. 5、最近の社史の傾向
    6. 6、自分史、伝記、社史、記念誌の違いについて
  2. 第二部 社史を企画するに際して
    1. 7、企画に必要な条件
    2. 8、前に出した社史と二冊目以降の社史
    3. 9、企業内担当者の役割
    4. 10、社史に関係する外部スタッフの編成
    5. 11、社史コンペの行い方
    6. 12、外注業者を選択するポイント
  3. 第三部 社史の編集・制作のすすめ方
    1. 13、資料収集・整理、活用の方法
    2. 14、内容構成案の作り方
    3. 15、社史に入れられるおもしろい企画
    4. 16、読まれる原稿を作るには
    5. 17、書きにくい内容は、どう処理するか?
    6. 18、書籍体裁の選択
    7. 19、校正恐るべし
    8. 20、発刊スケジュールも重要なポイント
    9. 21、配布の準備と発送方法
  4. 第4部 コストを知る
    1. 22、コストの内容とその管理について
    2. 23、コストの種類とその特性を知る
    3. 24、経費計上の仕方について
  5. 資料編