書籍の説明
「私がこんなに一生懸命にやっているのに何でうまくいかないのだろうか?」「なぜ、私一人が頑張っているだけで、誰もついてきてくれないのだろうか?」など、ネットワークビジネスにおいて誰もがそんな疑問や問題を抱くものです。
本書タイトルにある「成長点」という言葉には、まさに成功の秘密が集約されています。
成長点とはつまり、自分の傘下にいる意欲のあるディストリビューターのことで、彼らを集中的にバックアップし、理想の方向へと導き、グループ全体が成長していくというものです。この法則は単なる法則にとどまらず、すでに実践されていて、大きな成果をあげています。
ネットワークビジネスに携わる人だけでなく、あらゆるビジネスシーンにも活用できる一冊です。
目次
- 第一章 <成長点>の秘密
- 成長点を見つけ! 育てる
- あるキャンペーンで気づきました
- 「生み出す」と「育てる」を合体させなければ……
- <成長点>を介して無限成長するネットワーク
- 変わり、成長し、新しい価値を生み出すネットワーク
- いったい問題は何か?
- 「蓄積の組織図」と「裸の組織図」のギャップ!
- 愛用者が多いからといって安心できません
- えっ「連絡ない」から「何となく(愛用を)やめた」?
- グループを常に把握しておく習慣が大切です
- 実態を知るために、いつも玄関口で新人と接してみる
- スポンサーとして「ほんとうの面白さ」を伝えましたか?
- 「感動」を「ビジネス」に込められていますか?
- ネットワークビジネスの原点を忘れてはいませんか?
- 成長点をフォローする法
- はたして「育てる力」を十分に発揮してきただろうか?
- <成長点の秘密>で育てれば、良い結果が生まれる!
- 第一歩は、グループの成長点を探すこと
- 成長点を「SOSを出している人」と見なす!
- 大切なのは「いつ応援するか」のタイミング
- ネットワークビジネスは「一対一」で成り立っている
- 成長点への応援は「一対一」が大原則です
- とにかく「成長点のフォロー」に専念する
- ネットワークで「玉のれん商法」を越えましょう
- だからこその「ネットワーク」発想!
- 成長点と見なした人に、週に二回はコンタクトする!
- リーダーは成長点の「守護霊」になりましょう
- 自分の行動を丸裸にして、新たに組み直す!?
- もう一つ習慣化したい「お茶飲み会」
- 「小さな動き」に「大きな動き」を組み合わせる
- おすすめしたい「七」対「三」の組み合わせ
- 人の育て、グループを育てるのが「リーダー」
- ◎座談会 トップディストリビューターが語る<その1>
- 新芽が、大樹を育てる!
- 目からウロコが落ちた<成長点>の概念
- マンツーマンで<小さな動き>をする大切さ
- 夢を思い出すのをお手伝いするのが私たちの仕事
- <成長点>を応援してこそネットワークビジネスが成長する
- 第二章 「夢のサイクル」
- いったい「夢」って何?
- グループを統率できる魅力あるリーダーになるために
- あなたは心の底に、どんな夢を抱いていますか?
- 「借り物」や「もどき」ではない「夢」って?
- 生い立ちが育んだ命のきらめきが「夢」?
- 身が震えんばかりの「感動」も、夢を芽生えさせる
- 命のきらめきが共鳴し合うネットワークビジネス
- 「夢のサイクル」を回す
- まずは夢をふくらませ、そして「これが夢です」と言い切る
- 夢に向かって力を発揮するシナリオが「夢のサイクル」
- 「いますぐに一つのこと」「夢の細分化」をする
- 私は「世界一になる」をビジョンとして描いた
- 第三章 トップリーダーへの道
- ネットワークビジネスでのリーダー像
- まずは「テクニカルリーダー」になること
- 人間関係のプロとしての「ヒューマンリーダー」たれ
- 「ヒューマンリーダー」の資質について考えさせられた
- リーダーは、より女性を知らなければならない
- では「女性リーダー」は、どうあるべきか
- ビジョンを描くのがリーダーのつとめ
- ビジョンを彷彿とさせる「サブタイトル」
- 考えに考えて、考え抜く力を養ってください
- ずっと「ビジョンリーダー」であり続けてください
- 古今東西のリーダーたちが「旗揚げ」したのに学ぶ
- ジャンヌ・ダルクになってください
- 変わりましょう、そして変えましょう
- グループを蘇生させる「チェンジリーダー」たれ!
- 真に「プロのディストリビューター」であること
- 結果を出してこその、チェンジリーダー!
- ただ一つ変わらない「フェアであり続ける」こと
- ◎座談会 トップディストリビューターが語る<その2>
- 「生き方を提供する」その意味
- 山登りと一緒、何よりも基礎・基本が大事です!
- ホームパーティの数をこなして……一人前になれた
- 言い訳なしッ。自分の「人としての器」が問われるのみ
- ビジョンを掲げて、グループが大きく変わった!
著者略歴
児玉 博(こだまひろし)
1954年、東京生まれ。3歳のころから重度の喘息に悩まされた経験を持つ。早稲田大学理工学部卒業後、ナショナルの住宅設備機器会社で設計積算、工事現場の監督を経験し、73年2級管工事施行管理技士免許を取得。その後、PBO東京マイクロフィルムセンターに移り、1級マイクロ写真士として働きながら、在職中に行政書士の資格を取得する。後に埼玉県大宮市行政書士事務所に働き、このときにF社のネットワークビジネスに出会う。
F社のビジネス理念に魅せられ、1983年、ゼネラルマネージャーとしてF社創業に参画。以来22年間、神奈川県を中心に東北・東海地方の担当者をかわきりに、現在、神奈川県、山梨県の営業所の責任者を兼任しながら、トップディストリビューターに向けて、グループの構築とビジネス展開をアドバイスしている。