書籍の説明
人として何をするべきか。物、金、力が支配する物質文明の世の中で、心や精神は置き去りにされている。科学は万能で、人間にできないものは何一つないと多くの人が勘違いをしている。それがいま、大きな歪みとなって人類を脅かしつつある。
かつての日本人は自然によって人間が生かされていると考え、畏敬の念と感謝の思いを抱いてきた。だが現代人はそれが当たり前だと勘違いし、感謝の思いを忘れてしまっている。
日本人にとって、人類にとって、本当に大切なものは何なのか。本来の日本人像はどうであったのか。この本はそれを教えてくれ、混迷する世の中に光り輝く一本の道標として輝く。
ちなみに社団法人日本国際青年文化協会会長の中條高徳氏や、株式会社ドトールコーヒー代表取締役会長の鳥羽博道氏は、著者である藤原さんの熱い思いを汲んで、この作品に対して推薦文を寄せて下さっています。
目次
- 第一章 大自然に育てられる日本人
- 人知で計り知れないもの
- 日本人の特性
- 豊かな情緒と豊かな言葉
- 自然を敬う
- 大自然と一体となる
- 日本人の遺伝子に息づくもの
- 自然崇拝から生まれた神社
- 自然環境に恵まれた感性
- 自然との調和・自然との共生
- 対立より調和を
- 水を得た魚になるために
- 第二章 大自然に育てられる力
- 自然には蘇らせる力がある
- 自然の中で得たもの
- 自然は語り、感性を育てる
- 生かさせて頂いている
- 自然との触れ合いの大切さ
- 自分の星を見つける
- お天道様が見ている
- 恥じないように生きる
- 自然治癒力の意味
- 慎 独
- お天道様を取り戻そう
- 人生には晴れの日もあれば曇りの日もある
- 自然を感じ、自然から学ぶ
- ひらめきは天から受け取れ
- 生かしめぐらせ
- 第三章 神ながらの道に生きる
- 魂のふるさと
- 神道と宗教
- 宗教家の方に期待すること
- 真理に根ざし、蘇れ
- 大局から・中心から
- 皆が磨き、遍く照らす
- 祭政一致と政教分離
- 自然の意志を無視すると
- 人類の姿勢を省みる
- 中今の思想こそ神道の神髄
- 生成発展に向けて
- 役目がある
- 立派な人に育てる
- 真心を以って接せよ
- 親である神様・大自然
- 第四章 大宇宙の真理に素直であれ
- 祈願と感謝
- 見直し、聞き直し、言い直し
- 自分中心・天動説の現代人
- 日の出 段々の理 曙の理
- すべてに中心がある
- 太陽のめぐりと月のめぐり
- 大自然に合わせる
- すべてが尊い
- 中心と柱と引力
- 祭り合わせ
- 自然に学べ
- 大黒柱の無い家
- お伊勢さん
- あとがき
- 伝道師・藤原さんの叫び
- 社団法人日本国際青年文化協会
- 会長 中條高徳
- 心豊かに
- 株式会社ドトールコーヒー
- 代表取締役会長 鳥羽博道