出版文化社よりメッセージ
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奪われし愛と生命 新婚さんいらっしゃい!に刻まれたある夫婦の物語

書籍の説明

余命半年と宣告された妻は、「新婚さんいらっしゃい!」に出たいと言った。2次予選で出すべきか迷うスタッフに、司会の桂三枝はGOサインをだす。ガンに冒されながらも大学院に合格したこと、1歳になる娘のためにも生き続けたいこと…など淡々と、でも笑顔を絶やさず語る真世さんに、会場からはすすり泣きと拍手、声援が飛んだ。

その後、両親と最期の別れをすませ中国から帰国した彼女は、出演したビデオを見終わったとたん、力つき天国へと旅だった。

死後日記をみたスタッフがドキュメンタリーを撮るために動いた。ものすごい反響だった。

「一夫、大丈夫、大丈夫」「笑って、涙はマイナスやで」最期まであきらめない彼女の生き方に多くの人が涙するだろう。そして、もっと妻を、夫を愛さなくてはいけないとあらためて思うに違いない。

目次

  1. 第1章 一人ぼっちの旅立ち
  2. 第2章 運命の人との出会い
  3. 第3章 手に入れた幸福
  4. 第4章 あと半年の命
  5. 第5章 「新婚さんいらっしゃい!」に託した夢
  6. 第6章 ガンと闘い力つきて
  7. 第7章 永遠の別れ、そして…