奪われし愛と生命 新婚さんいらっしゃい!に刻まれたある夫婦の物語
- 中井一夫・戸高真弓美 著
- 体裁:四六判・192頁
- 定価:1,257円(本体 1,143円+税 10%)
- ISBN 4883382761
- 発売日:2002年 11月
- 立ち読み
- パブリシティ
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書籍の説明
余命半年と宣告された妻は、「新婚さんいらっしゃい!」に出たいと言った。2次予選で出すべきか迷うスタッフに、司会の桂三枝はGOサインをだす。ガンに冒されながらも大学院に合格したこと、1歳になる娘のためにも生き続けたいこと…など淡々と、でも笑顔を絶やさず語る真世さんに、会場からはすすり泣きと拍手、声援が飛んだ。
その後、両親と最期の別れをすませ中国から帰国した彼女は、出演したビデオを見終わったとたん、力つき天国へと旅だった。
死後日記をみたスタッフがドキュメンタリーを撮るために動いた。ものすごい反響だった。
「一夫、大丈夫、大丈夫」「笑って、涙はマイナスやで」最期まであきらめない彼女の生き方に多くの人が涙するだろう。そして、もっと妻を、夫を愛さなくてはいけないとあらためて思うに違いない。
目次
- 第1章 一人ぼっちの旅立ち
- 第2章 運命の人との出会い
- 第3章 手に入れた幸福
- 第4章 あと半年の命
- 第5章 「新婚さんいらっしゃい!」に託した夢
- 第6章 ガンと闘い力つきて
- 第7章 永遠の別れ、そして…