書籍の説明
ベストセラーとなり全国に感動を呼んだ前書の読者300人以上の体験者の手紙を通して登校拒否児の実態に迫る吉岡メソッドのパート2。300余通の体験者の手紙から共通項を総チェック。手紙に書かれた苦悩と不思議な行動、そして感動の数々。そこから親と子供の問題点と克服への糸口が見えてくる。表紙装幀は戸田ツトム氏
目次
- 第1章 「登校拒否」の克服とは(母親からの1通の手紙
- 学校へ戻すことのみ指導 継続登校のサポート)
- 第2章 子供たちの実態に迫る(登校拒否に至るまで―子供の成長と親の感覚にズレがある
- 家庭での状態―子供たちは学校に行きたくても行けない
- つまずきの要素―子供たちは社会性が身についていない
- 「根もち」―この状態がいちばんこわい
- 子供たちの声―子供の心の中が見えてくる
- 親の気持―親が変わらなければ子供は変わらない)
- 第3章 これでは学校に戻れない(指導機関の実態とその問題点―登校拒否を長引かせると取り返しがつかない)
- 第4章 子供たちは叫んでいる
- 第5章 「登校拒否」を克服しました(サポート協会とは
- 「登校拒否を治す母親講座」について
- 克服した母親からの手紙)
著者略歴
吉岡康雄(登校拒否サポート協会会長)
昭和15年大阪府羽曳野市生まれ。市の青少年活動指導に携わり、体育指導員を20年、青少年指導員を15年務め、子供たちとかかわる。昭和47年、羽曳野青年会議所理事長となる。その後、学習塾を開くかたわら、「親子問題研究会」を主宰し、嫁・姑の問題、母親の家庭教育・子育てを指導、登校拒否や家庭内暴力の問題にも積極的に取り組む。特に家に閉じ込もっている子を対象に登校拒否の克服指導を進め、家庭教育・子育てを見直すことで、短期間で解決する手法を確立。昭和63年、克服体験の母親たちを中心に「登校拒否サポート協会」を設立。平成4年、大阪市において「親の学校」を開校。
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